職場の熱中症による4日以上の死傷者数は(12月末速報値の比較)、2021年の547名から2025年の1,681名へと大幅に増加しています。
本格的な暑さが来る前から熱中症の「予防行動」を実践し、リスクを低減しましょう!
カラダチェック
熱中症のリスクが高い状態にあるか知るために、セルフチェックを活用しましょう!
チェック❶自分が飲んだ水分を視える化
午前中500ml飲んだと記録するなど、自分が1日に摂取する水分量を確認してみましょう
熱中症予防の水分補給は、1回に大量に飲むのではなく、
こまめに飲むことが推奨されています
チェック❷仕事の前後で体重を測定しよう
暑熱環境で多量の発汗を伴う業務に従事する方は、始業前・始業後で体重を測定しましょう
体重差が少ない方が適切に水分補給できたと判断する目安になります
極端な体重差がある時は脱水を起こしていますので、翌朝にはしっかり戻るよう就寝前までに計画的に水分を補給しましょう
チェック❸爪を押して、ピンクに戻る時間を確認しよう
脱水になると血液量が減少し、抹消への血流量が低下します
下記チェックで、抹消の毛細血管に血流が再び流れ込む速さを確認しています

暑熱順化トレーニング
暑さに強い体をつくるために、暑熱順化トレーニングを無理のない範囲で行いましょう!
STEP❶湯船につかる
湯船につかり体を温め、少しでも汗をかくことを心がけましょう
STEP❷屋内で運動する
呼吸や心拍数があがる「ややきつい」と感じる程度の運動で汗をかきましょう
動くことによる発汗は、体温調整機能を維持するためのトレーニングです
STEP❸屋外で運動する
熱中症は急激に暑くなった時におきやすい傾向があります
外での散歩やウォーキンを実践し、暑さに慣れることが大切です
熱い環境での運動では、想像以上に体力を消耗するので、水分補給や睡眠に注意して、しっかり休養もとるようにしてください
熱中症かもしれないと思ったら
熱中症が疑わるときは、応急処置を行いましょう
▶すぐに木陰やエアコンが効いた涼しい場所へ移動する
▶衣服をゆるめて保冷剤や濡れタオルで体(首・わきの下・太ももの付けなど)を冷やす
▶スポーツドリンクなどで十分に水分補給する
こんな症状があったらすぐに医療機関へ
✔大量の汗
✔筋肉痛やこむらがえり
✔頭痛、嘔吐、倦怠感
✔集中力・判断力の低下
☢「呼びかけに応じない」「意識がない」人がいたらすぐに救急車(119)を呼んでください
職場における熱中症対策が強化されています
増え続ける熱中症から身を守るため、職場における熱中症対策が強化されています
参考資料:へるすあっぷ21№500「熱中症に対する防衛力」位髙駿夫博士(スポーツ健康科学)・これだけは知っておきたい熱中症対策の新常識 監修:臨床教育開発推進機構・熱中症総合研究所三宅康史・マニュアルダウンロード|職場における熱中症予防情報・環境省熱中症予防情報サイト
健保レターの目的:健康で元気な社員をひとりでも多く増やすために、持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。