ヒートショックとは、身体が急激な温度変化にさらされた時に生じる血圧の乱高下が引き金になって起こる健康被害です。日本における入浴中の死亡者推定数は年間1万9千人とされており、その主因がヒートショックと考えられています。一般的に高齢者に多いイメージがありますが、世代に関係なく注意が必要な人・習慣・環境があるので、下記を確認してください。
注意が必要な方・習慣・環境
☑もともと心臓や脳に持病がある
☑メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病
☑一番風呂に入ることが多い(浴室が暖まっていない)
☑入浴はいつも飲酒後
☑どちらかというと熱めのお風呂で長湯が好き
☑浴室・脱衣所・トイレが寒い
ヒートショックの予防
ヒートショックを予防するためには、温度差を少なくすることが大切です。
◆入浴前
・脱衣所を暖房器具で暖めておく
・シャワーでお湯をためる、浴槽のふたをあけるなどお風呂場を暖めておく
・床が冷たい場合は、じゅうたんやマットを敷く
・食後すぐ、飲酒後、睡眠薬等医療品の服用後の入浴は避ける
・同居者がいる場合は入浴することを伝えてから入る
(同居者は入浴中に異常がないか気にかけておく)
◆入浴中
・足先のほうからかけ湯をしてお湯の温度に身体を慣らしてから入る
・湯の温度は41℃以下に、湯につかる時間は10分までを目安とする
・浴槽からあがる時はゆっくり立ち上がる
◆トイレや廊下などの温度差にも要注意
・暖かい部屋から寒い場所に移動する時は上着を1枚はおる
・廊下やトイレの扉を開けておき、家全体の極端な温度差を減らす
特にヒートショックが起こりやすい入浴前後を中心に、ちょっとした心がけとすぐにできる対策を取り入れて予防しましょう!
参考資料:四日市広報12月号健康だより「寒い季節はヒートショックにご注意ください」・AKACHANと!2026年1月「パパの健康相談室」ヒートショック
健保レターの目的:健康で元気な社員をひとりでも多く増やすために、持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。