お知らせ
2025年02月25日
健保レター第130号働く女性にとって良い睡眠とは?

睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の強化」「記憶の強化」「感情整理」など多くの重要な役割があります。

厚生労働省の調査結果によると日本の成人の標準的な睡眠時間は6~7時間未満です。

なかでも睡眠時間が6時間未満の割合は、家事や育児、仕事に忙しい40代女性の比率が高く、睡眠不足による体への影響が心配されます。

❶睡眠不足や睡眠の質の低下により引き起こされる症状

脳機能の低下

脳機能が低下すると生産性が下がるだけでなく、心の病気や命にかかわる重大事故につながることもあります。

生活習慣病の発症リスク

長期間の睡眠不足や睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)が高血圧・虚血性心疾患・

脳血管性認知症・Ⅱ型糖尿病などの生活習慣病のリスクを上げることも明らかにされています。

免疫力低下

睡眠には身体の損傷を修復する作用があり、免疫力とも深い関係を持っています。

❷働く女性にとっての良い睡眠

いつまでも健康で美しく過ごすためにも、うまく睡眠不足を解消し、質の良い睡眠をとって生き生きとした毎日を過ごしましょう。

体内リズムを整える

 毎朝同じ時間に太陽の光を浴びる、朝食をしっかり食べる、夜に強い光を浴びないなどです。

睡眠の質を上げる

 入眠前に心身をリラックスさせることも大切です。

 入浴時はぬるめのお湯にゆっくり浸かり、寝室の環境(寝具、照明、温度、湿度など)にも気を配りましょう。

 昼間に適度な運動をする。

 運動によって身体をほどよく疲労させることで睡眠と覚醒のメリハリがつきやすくなり、

 中途覚醒を防ぐのに役立ちます。

睡眠不足や睡眠の質の低下を感じている方は、まずスマホやテレビを切り上げて30分早く就寝するようにしてください。

 

参考資料:睡眠 | 女性特有の健康課題 | 働く女性の心とからだの応援サイト

★健保レターの目的 環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために

持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。