現在、日本において2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。
がんは、すべての人にとって身近な病気です。
がん検診で早期発見・早期治療へ
がん検診の目的は、がんを早期に発見し早期に治療を行い、命を守ることです。
がんは早期であれば治せる可能性が高く、治療においても身体面での負担や経済的・時間的な負担が軽くなります。
※がん進行のイメージ図です。がんの種類や年齢などにより、異なる場合があります。
5つのがん検診
大腸がん・胃がん・乳がん・子宮頸がん・肺がんの定期的な検診がすすめられています。
▶大腸がん 便潜血検査
▶胃がん 胃部X線検査(バリウム)・胃内視鏡検査(胃カメラ)
▶乳がん 乳房超音波検査(エコー)・乳房X線検査(マンモグラフィ)
▶子宮頸がん 子宮頚部の細胞診・視診・内診
▶肺がん 胸部X線検査
5つの健康習慣によるがんリスクチェック
がんの約6割は生活習慣が要因といわれています。
禁煙や節酒、食生活の見直し、活発な身体活動、適正体重の維持の5つの健康習慣を実践すると、
がんのリスクが大きく低下することが分かっています。
❶喫煙習慣:禁煙する
吸っている人は禁煙・吸わない人は吸っている人の煙を吸わない
❷飲酒習慣:節酒する
毎日飲む人は日本酒1合(アルコール換算21g)未満にする
❸食習慣(塩分):食生活を見直す
塩分を控え減塩する!野菜や果物を積極的に摂る!熱いものは冷ましてから食べる!
❹運動習慣:身体を動かす
歩行または同等以上の身体活動を1日60分以上行うこと
息がはずみ軽く汗をかく運動を毎週60分行うことが推奨されている
❺BMI(肥満度):適正体重を維持する
体重を管理して、太り過ぎ痩せすぎに注意する
がん検診を受診することに加えて生活習慣を見直し、健康習慣の改善に取り組みましょう!
参考資料:職場の健康だより「がん征圧月間」一般財団法人 愛知健康増進財団・令和6年度がん検診のお知らせ(四日市)・
がんを防ぐための新12か条 | 日本対がん協会 (jcancer.jp)
★健保レターの目的 環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。