第99号 コロナ禍での熱中症予防のポイント

「熱中症」は、高温多湿な環境にいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、救急搬送となることや、場合によっては死亡することもあります。

マスクについて

マスクは飛沫の拡散防止に効果がある一方で、高温・多湿な環境では、熱中症のリスクが高くなります。
▶熱中症を防ぐために、近距離(2メートル以内を目安)で会話するような場合を除いて、屋外ではマスクをはずしましょう。
?徒歩や自転車での通勤・通学時、散歩やランニングといった運動時など
▶屋内でも人との距離が確保できて、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着ける必要はありません。

※社内でのマスクルールを守り、コロナ対策を行ってください。

エアコンの使用について

熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。
▶新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。
?換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。

涼しい場所への移動について

少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動しましょう。
▶エアコンが効いている室内や、風通しの良い日陰など、涼しい場所に移動してください。
▶暑い時間帯の外出は避け、日傘や帽子の着用、涼しい服装を心がけましょう。

水分補給について

屋内でも外出時でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしましょう。
▶1日あたり1.2リットル(コップ約6杯分)を目安に、入浴前後や起床後などに、水分補給をしてください。

日ごろの健康管理について

毎日、体温測定や健康チェックを行い、体調管理をしましょう。
▶体調が悪いと感じた時は、無理をせず自宅で静養するようにしましょう。

参考資料:厚生労働省「熱中症×コロナ感染防止」

★健保レターの目的

環境の変化に負けない心と身体づくりを支援し、
自分らしくいきいきと働く社員をひとりでも多く増やすために
持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を(SDGs3)」
更に「質の高い教育をみんなに(SDGs4)」に貢献して参ります。

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